■やる夫で学ぶ第一次世界大戦 幕間8
312 名前: ◆WW.IweeeIE [saga] 投稿日:2010/11/28(日) 21:50:35.48 ID:w0BACB6o

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ     恒例の人物紹介にょろ!
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|     まずはお待ちかねの、この人から!
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽく | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |





313 名前: ◆WW.IweeeIE [saga] 投稿日:2010/11/28(日) 21:51:27.38 ID:w0BACB6o

1.マッケンゼン

                   ,, ''
                  r‐{!─--...、
                /:::::ヘ::::::,::'::::::\
                   〉ヾr-rik ,:::::/::::〈
               〈::::/ メ、| `「∧:::::::}
                    }┤ェァヽ ノ'"`}:::/
                ヽ|   j  ⌒/ }
                   !  r===ァ /ノ r‐,
            ____   ヘ. |   /ノ __ { (
           |     | __j >=</{--、 〉-、
           |     |'´ /i{ _∧/:: {- 、 〉ー ヽ
           |     |i /ヾi!彡ヘ:: / {-、 /!}..   }
          , ヘ   .レ { 7 / ヽ/  ¨「_〃::::::/
           / ´`}‐┬‐{ /7 /  /―ァ ゝ-:::::/




             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、      元々は荘園管理人として生まれた平民にょろ。
             / /" `ヽ ヽ  \     騎兵として一年志願兵に従軍し、予備士官を経て
         //, '/     ヽハ  、 ヽ    職業軍人の道へと進んだ叩き上げにょろ!
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|    普仏戦争では偵察で戦功を上げ
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│   二級鉄十時章を受勲しているにょろ!
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│   その後は戦記の執筆や軍事学の研究で名を上げ、
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |    戦前にはドイツ軍内でも随一の戦略家として
       `ヽく | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |    知られていたにょろ。





314 名前: ◆WW.IweeeIE [saga] 投稿日:2010/11/28(日) 21:52:06.74 ID:w0BACB6o

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \     その経歴も華々しく、
         //, '/     ヽハ  、 ヽ    陸軍大学で学んだ後、参謀本部に転属。
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|    1891年にはシュリーフェンの第一副官。
         レ!小l●    ● 从 |、i|    1898年からは皇帝ヴィルヘルム二世の
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│   副官となったにょろ!
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│   その翌年には40歳の記念に貴族に叙され
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |    以後は「フォン・マッケンゼン」となったにょろ!
       `ヽく | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |




            ,. -───- 、
             /'´       `ヽ、
             シ~ /" `ヽ ヽ `'、 ト、   大戦序盤のグンビンネンの戦いで敗北したものの、
         //, '/     ヽハ  、_Vヽ    大被害を受けた部隊をよくまとめ、
         〃 {_{`ヽ   ノ リ| l |、,i|   続くタンネンベルクでは包囲の一翼を担い、
         レ!小l●    ● 从 | } i|   勝利に導いたにょろ!
         ヽ|l⊃ r─ォ   ⊂⊃jノ}j|
     r‐‐-、__|ヘ  '、_ノ   /|  ! |    それ以降の戦いは名参謀ゼークトにも助けられ、
     { (` /:::::| l>,、 __, イァ_i  ||   勝利に次ぐ勝利を重ね、
      "ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ァ||   希代の戦略家として名声をほしいままにしたにょろ。
           ヽく | |  ヾ∨_:/ // ハ||





315 名前: ◆WW.IweeeIE [saga] 投稿日:2010/11/28(日) 21:53:03.03 ID:w0BACB6o

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、       その名声は戦後も高く、
             / /" `ヽ ヽ  \      ナチスの台頭にもかかわっていくにょろ。
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{       リ| l.│ i|     皇帝への忠誠は生涯変わることなく、
         レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|     ヴィルヘルム二世が死去すると
          ヽ|l ●   ●  | .|ノ│     彼はその棺にコートをかけて弔ったそうにょろ。
            |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j  | , |
          | /⌒l,、 __, イァト |/ |    平民出の彼が
.          | /  /::|三/:://  ヽ |     「最後のプロイセン貴族」と呼ばれるようになるのは、
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |     なんともいえない皮肉にょろ。





316 名前: ◆WW.IweeeIE [saga] 投稿日:2010/11/28(日) 21:53:55.04 ID:w0BACB6o

2.プトニック

.     _> `     ニ=
.   >  、NヽN、N、トゝ
.    イ ィ` ij 「.| v  V.7
.    l. ヽ. __ | |  j /.ハ
   | r=i.| l⌒ヾレ''  レ'"う.〉
    |.{に||uゝ..__。" く。.ノく
.   j. `ー|!ド、""r _ '〈:" (.._
.   /   /! lX.Z.エ.エエェ'エT´
 _ノ_,/ | ヾェェ:ェ:ェ:ェ:ェL.__     、゙`;`"ー;-;、
 ̄「|  ト、,l、ij、,_           |     j r-(\: : {
. l.|.  |j" .;、 "'‐、! i i  |`iー-,、._;'⊂,ヽ、ヽ|;:'゙
. !.!  j゙ .: ∩ f`l.i`h゙‐、__.ハ│ | {(\.|. |!. ||
 |.|  '、;'' ;|. |.;|. |.|│| '";=ニ{|.| | │j:,:ハ ヾ l ;|




            ,. -───- 、
             /'´       `ヽ、
             シ~ /" `ヽ ヽ `'、 ト、   絶望的な敵にも諦めずに立ち向かう
         //, '/     ヽハ  、_Vヽ   敗者の中の勇士にょろ!
         〃 {_{`ヽ   ノ リ| l |、,i|
         レ!小l●    ● 从 | } i|     その軍事的才能を認められつつも、
         ヽ|l⊃ r─ォ   ⊂⊃jノ}j|    オブレノビッチ朝時代は冷遇され、
     r‐‐-、__|ヘ  '、_ノ   /|  ! |    一度は退役に追い込まれてしまうにょろ。
     { (` /:::::| l>,、 __, イァ_i  ||
      "ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ァ||     しかし、カラジョルジェビッチが王位につくと
           ヽく | |  ヾ∨_:/ // ハ||   参謀総長へと大抜擢されたにょろ!





317 名前: ◆WW.IweeeIE [saga] 投稿日:2010/11/28(日) 21:55:16.72 ID:w0BACB6o

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、       第一次、第二次のバルカン戦争では
             / /" `ヽ ヽ  \      祖国を勝利へと導いたにょろ!
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{`ヽ    ノリ| l │ i|     セルビア軍の近代化にも力を入れ、
         レ!小l●    ● 从 |、i|     赤と青の脅迫色からなる軍服を改め、
          ヽ|l⊃ r‐‐v ⊂⊃ |ノ│     迷彩効果のあるグリーンとカーキの軍服を
        /⌒ヽ__|ヘ  ヽ ノ   j /⌒i !      導入しようとしたにょろ。
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |      もっとも、配備が始まる前に
       `ヽく | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |     世界大戦が始まってしまったにょろ。




             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \     開戦時には67歳と既に高齢で
         //, '/     ヽハ  、 ヽ    健康面に不安がある状態だったにょろ。
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|    開戦直前にチェコで療養していたため、
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│    途中でオーストリア軍に捕まってしまうという
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !    ハプニングもあったにょろ。
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |    でも、オーストリア皇帝は「騎士道精神」に従って
       `ヽく | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |    彼を解放したにょろ。





321 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2010/11/28(日) 22:10:33.07 ID:fUFM4uoo

オーストリアはなあ、そんなことやってるから





319 名前: ◆WW.IweeeIE [saga] 投稿日:2010/11/28(日) 21:55:41.10 ID:w0BACB6o

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ    アルバニアから脱出後には
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|    急速に病状が悪化し、
         レ!小l●    ● 从 |、i|    療養のためへフランスへ送られたにょろ。
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !    でも、病状は回復せず、
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│    彼は祖国の復興を見ないまま
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |    息を引き取ってしまったにょろ・・・
       `ヽく | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |





326 名前:名無しのやる夫だお[sage] 投稿日:2010/11/28(日) 23:38:51.57 ID:xBfCRTgo

プトニックの格好良さがハンパねぇ










投稿日 : 2011/08/30 | カテゴリ : 第一次世界大戦 | コメント数 : 3
■コメント一覧
  • No.13104 名前:麗しのアベノミクス 投稿日:2011年08月30日 22:03 [ edit ]

    近代になってからはそういうのを気にしないハンガリーやスラヴ系の貴族のおかげ(せい?)で卑怯なことも平気でやる国になったが
    基本的にオーストリアの皇族・官僚たちはごく一部の例外を除くと価値観が色んな意味でドン・キホーテなんだよな。立派なことなんだけどな



  • No.13116 名前:早起きは三文の得 投稿日:2011年08月31日 13:40 [ edit ]

    プトニックさん本当に凄いな~♪

    先見の明がある人だったんだな。



  • No.13400 名前:麗しのアベノミクス 投稿日:2011年09月10日 02:47 [ edit ]

    マッケンゼン、平民の出と言っても明らかに中流、というか資産階級の出身だなあ。
    このころの将校は装備自弁、騎兵の予備士官を勤めるには馬具からなにから私弁しなければならず、
    そうとうな資産がないとできない。
    砲兵将校は馬に乗れるけど馬具は支給だから、
    優秀で騎乗将校に憧れるけど貧乏な将校志望者はこぞって砲兵を選んだそうな。
    貴族でもないのに騎兵将校を選べて、
    職業軍人の道を選ぶまで長年大学にも通ってるようだし、
    そうとう恵まれた環境にはあったと思う。

    少なくとも明治日本の、試験だけで将校に取り立てましたっていう叩き上げ層とはかなり違う背景を持ってるような印象かな。



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