| ■【2010年】できる夫達が宇宙の旅に出るようです 第5部 星々の子 第9話 帰郷 |
|
861 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:02:22 ID:eQwyvonY 【2010年】できる夫達が宇宙の旅に出るようです 2010 ： Odyssey Two 。 ☆ . 。 ・ . . ／） . ☆ ,〇 ﾉ ・ . 。 ． （_／ ﾟ , － - ﾟ ・ ・ 〇 ﾟ / （● ● ﾟ . . 。 ゝ （__人）^） o ｡ . ⊂ /／ . . ﾟ 。 ・ （ 〈 . `～ ヽ_） " "" o ﾟ 。 ☆ r─── - . ・ ・ ・ 。 イ´ く｀´ | 。 ｡ ／､ﾉ `l . ﾟ ・ / ｎ ｀ヽ ζ 862 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:02:50 ID:eQwyvonY 第5部 星 々 の 子 A CHILD OF STARS 第9話 帰 郷 HOMECOMING |
|
863 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:03:18 ID:eQwyvonY 宇宙を結ぶ門が後ろでたちまち小さくなる . ＿＿ | | |・∀・| ○━┻━ , - － 、 | | ┌ /（● ●） ヽ |＿＿| （◎ く ヽゝ（_人_） ノ ｰ' ｰ' ＼ _つ | 〈 | ヽ |_/￣￣ ＼） 864 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:03:48 ID:eQwyvonY 宇宙船からいくつかの生命体が不安気に見守っていたが そんなものに関心はなかった ..---. ... , -‐.': :_: :---｀ ｰ-.、 ｰｧ´:, ‐ -ｧ: :7￣l:.ヽヽ‐..＼ /／イ: : /: ./.:ｲ: }::. :}:.}:ヽ:､:ヽ、 ノ.: .: ./: : lﾊ:AL_}:/ }::.ﾊﾊ::.:}:.ト_-- ´ ７:::::_|::. : | '┬ｫﾐｰ'jﾑ_ム}::ﾊ:｢｀ |:.:{ r|{:.. :l ￣´ {ｴｵﾊ.ﾊ{ ﾊ:ヽvﾍ:ﾘ u 〉 |:/ Vl:.:T , ---, ﾊ! ＿＿＿_ }::ハ、 （ ＿_/ , ′ ／ ＼ ／ﾌ´{ ＼ － / ／ノ ＼ ＼ _ .. イ:::::::{ ＼ ｀ ┬‐′ ／（●） （●） u ＼ :::::::｜ l ＼,_ / ＼ | u __´__ U | } ヽ ∧ 〉ヽ 〈| ＼ ＼＿ `ー'´ ＿／ ーｧ-‐ ﾍ_/ヽ.＞‐くﾄj､ ヽ＼ ⊂ ヽ∩ / ＼ ｢ l ｰ ヽ:.__..ﾊ ∨ ｀ヽ､ '､＿ ＼| | ヽ l } l｜ ヽ ヽ ＼ ＼ ／ ／ ＼ l |: l | l l ＼ l l:. !| | | もっと根深い記憶が、二度と見ることはないと思っていた世界へ 戻ってこいと呼んでいるのだ 865 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:04:29 ID:eQwyvonY 彼は帰ってきた 目指したまさにその場所 人々にとって実感のある宇宙に ,, i| i| ::ヽ ゝヾﾞﾞゞゝ ,,,-‐ー-､､ :::::::＼,,彡"ﾞ ヾﾉﾉ ,i" .i| ﾞ::i, :::ヽ" ゞ;;; iﾞ i| :::::i :::ﾞ､ ! i| :::::::i ＼ :::::| ﾞi,, i| :::::::iτﾞ､＼ :::| ﾞi､ i| :::::::::::/＼＼ ﾞ,,-‐-､､ :| ヽ___i|＿､;;／ ,,＼ :::ﾞi､ ::::| ﾞi| ,i＼＼ ::::i :::| .i| i ヾ＼ ::::::! ::::::| !j ヽ､ ＼ﾞr,:/､＼ ::::::::| ﾞー-ヾ＼__i i ::::::::::::/ o Ｏ ○ 〇 ゝ___,ノ ::::::::::／ :::::ｲ"ﾞ -"ﾞﾞ::j! 866 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:05:11 ID:eQwyvonY 目の前にはスター・チャイルドに似合いのきらめく玩具 惑星・地球が人々をいっぱい載せて浮かんでいた + . ・ , － - / （● ● ＊ ゝ （__人）^） . ⊂ /／ （ 〈 ・ + `～ ヽ_） ・ . + . _ ,.... -‐‐ ,...- ' ﾞﾞ , '´ヽ ヽ _／ ／ j´ ｀'ｰ､_ j ／ ／｀´ !ﾉ / '!.j ,!' ｀' いまごろ警告灯がどのレーダー・スクリーンにもきらめき 巨大な追跡望遠鏡が空を探していることだろう そして、人間たちの考えるような歴史は終わりを告げるのだ 867 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:05:39 ID:eQwyvonY 1000キロほど下方の気配が意識に入った 軌道上でまどろんでいた死の積荷が目を覚まし もそもそと身じろぎしていた |＼ |＿＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ ［|. ￣. : . |＼ .|──. . . . . . : : 原爆 |: |:> ［|： ＿ |／ |￣／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |／ ヽ(:ﾟ皿ﾟ:)ﾉ ( へ) く 868 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:05:58 ID:eQwyvonY ＿＿＿ ／― ―＼ そんなひ弱なエネルギーなんて ／ ● ● ＼ | ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| 何の脅威でもないお… ヽ ィ‘ ＿＿＿ ／― ―＼ ／ ● ● ＼ でも…やる夫はきれいな空の方が好きなんだお！ /⌒ヽ⊂⊃ (_,､_,) ⊂|/⌒i ヽ ヽ ィ‘ / 869 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:06:24 ID:eQwyvonY 意志を送り出すと空をゆくメガトン爆弾に音もなく閃光の花が咲き 眠れる世界の半分に短い偽りの朝が訪れた ´. __,,:::========:::,,__ ...‐''ﾞ . ｀ ´ ´､ ゝ ''‐... ..‐´ ﾞ ｀‐.. ／ ＼ .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;................. .......;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ .' ヽ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;...... ;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ / ﾞ: ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;; ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;............ ;ﾞ ﾞ; .............;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ﾞﾞﾞﾞi;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;lﾞﾞﾞﾞﾞ ﾉi|lli; i . .;, ､ .,, ` ; ､ .; ´ ;,il||iγ /ﾞ||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(ﾞ ｀;;i|l|li||lｌｌ|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il ｀, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|liiﾞゝ ﾞﾞ´`´ﾞ-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lliﾞ/｀ﾞ ´ﾞ｀ﾞ⌒ゞ;iill|||lli|llii:;ﾞ|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_ﾞι´ﾟﾞ´｀ﾞ ´ﾞﾞ´｀ﾞ｀｀´ﾞ｀ﾞ´｀｀´ﾞ｀ﾞﾞ´´ 870 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:08:22 ID:eQwyvonY それから彼はひと休みすると、考えを整理し まだ試していない力のことを思った 今はまだ変態の過程にあるのだろう サナギと蝶の間のどこか―― それともまだ幼虫とサナギの間なのか - － 、 ● ●） ヽ （人__） ノ l | （⌒)Jし(⌒ノ ￣ ￣ . _ ,.... -‐‐ ,...- ' ﾞﾞ , '´ヽ ヽ _／ ／ j´ ｀'ｰ､_ j ／ ／｀´ !ﾉ / '!.j ,!' ｀' 871 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:08:42 ID:eQwyvonY 世界は今や彼の意のままだが さて何をするかとなると 決心がつかないのだった ＿＿ ／― ―＼ ／ （● ●）＼ （ (_人_) ） ./ ∩ノ ⊃| | ＼ Ｖ＿ノ＿| | ＼／＿＿／ 872 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:09:04 ID:eQwyvonY やがて彼は大きな螺旋を描きながら 失われた幼年期の風景めざして降下にはいった ／） / つ / － / ● ●） ヽ/ . （人__） ノつ,.... -‐‐ Lノ￣￣ ﾞﾞ , '´ヽ ヽ _／ ／ j´ ｀'ｰ､_ j ／ ／｀´ !ﾉ / '!.j ,!' ｀' 873 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:10:30 ID:eQwyvonY …… … ────────────── … …… … ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─… ・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・ ――1983年 : :.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.: : :.::.::.::.: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ::.:.:.:.:.:.:.:. ;;;⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;; :. .);) : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ);ヾ; :. .) : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ;;;;))ノ;;) ; ,.;；:｡,.;i；';.,, : : : : : : : : : : : : : : : .;'":;. :.. ;'"'":; ;:,.;i；';.,,,:'':'`:: ;;; ;⌒ヽ;;; ,.i,i,i,i,';.,,;:i;i;i;.;i；';.li：､;,.;；:｡;:；;:：､; ,.;i：、;:;":;";`;:;";`：、;:;":;";`;:;" ;:;..:,.;lili｡;:；; (;;:'`) ::;;: ..;;liヾ; :. .) .;,,,,,,；li,i,；,.;lilii,:；;:：､;｡;:；;lililili.;'":;. :.. ;'"'":;ii:.. ii ：、;:i;"：、;:;ii`;:;"ii":;" ,.;；:｡lili,ｉ,：､;',: (;;:';;: ) :;`：: ;;;;(;;;) ))⌒) '"' "'''.'::::''"'"' "'''.':''"'""'''""'"'"' "'''.'''"'"' "'''.''"'"' "'''.':::''"'"' "'''.':::::::::''"'"' "'''.:: (;':(;':i:;:',,, ):: ﾉｿゝヾ⌒:::⌒.)) .:i;i;!;!;!i;;..i;i;...;!;!;!;!i;i;:;;.:.i;i;,, ..i;ii.i. ,,..'.;'":;. :..''"'" "''' '''.' (⌒' ) (;;(;'::(ii;;/;;,,,,ヾ ;;;;;(;li/:;⌒) ⌒;) ;';';';';'~::;';';';'::;';';';';':~::;';';';';';'~:::::~'.',"'`',i;i;i;!;!;!"'''.':::.;'":''" '.'" (;;:'(;;;:' )(;;:'((;(;;:'(;;:;:,,,,, ) ;;;⌒,.:;:`:::::::"`"';) ;:':':':':':'::::::':':':':':::::':':'::::::::::::::-::::::::::::::::::::';''"'"'i;i;il;l;";!;!i;i;i;;'"' "'''.'(;;:'(;;i:;:;...):'ヽ;:'(i;;ヾ' );:' ): ;;;;;ヾﾉｿ:;⌒) :;⌒) ) :.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.: ::: : : : ';i;i;i;''"'"' "'''.(;;:(;;:i';:' )::..)'(;;:';:' )';;;;ヾヾ) ﾉ：、li":; ／ " `;:;");) .:.:.::::::::::::::::::::::::::::-:::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : :-:::;!;!;!;!;i;:;(;;:';(;;;:ii' /....):::|iii::::::::::::::: :: li⌒) ⌒;) ;;(;;; :⌒;;) ::::::::::::::::::～:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : ::''"'"(;;:''.';:' );:' ).. ):::|iii' "'''.'::::: ﾉｿゝiliヽﾉ;/;;;;; :;;(;;; :ノ ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::-::::::::::.::::::::.～ : : : : : : : : : : : : : : : :::''"'"' "'''.'::|!ii::::::-:::''|!i|' ":::::::::: ;;;ヾilili; ;;));ノ;;;; .:.:.:::::::::: ～::::::::::::::::～::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._::::::''"'"' "'''.': .....:|i!i:: ' "'''.~~'::::::: :::: : :|liｌｉ;!|;ヾ);;;);;;;;) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-:::::::''"'"' .;'":;.;'ヾiﾂｨヾiﾂｨ:,,,....､........ﾂｨ''"'"' |!ii::.':::::::::::ヾiﾂｨ :: :.:.|ｌｉｉ;ｉ|;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::-:::::::::::::''"'"' "'''.'''.;'":ｿ''.':,､,､::::::｡.． :::ヽｼｿ ::::::''"'"' "'''.':::ヽｼｿヽｼｿ ﾉﾉ '.''|liliｌｉ|ｉ;''.'''"'ヽヾiﾂｨ "'''ヽヾiﾂｨ:::ヽヾiﾂｨ ,､ ｡.． ,､ ．.． :ヾiﾂｨヾiﾂｨ''.'''"'"' "'''.ヽﾉｼｿ ﾉﾉﾉ ::::::: 874 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:11:12 ID:eQwyvonY ／￣＼ | | ＼＿／ | ／ ￣ ￣ ＼ ／ ::＼:::／:: ＼ ／ .く●>::::::く●> ＼ インディアンや開拓民によると | （__人__） | この＜水晶の湖＞は底なしなんだってな ＼ ｀ ⌒´ ／ /,,― -ー ､ , -‐ ､ （ , -‐ '" ） `;ー" ` ー-ー -ー' l l ロバート・ボーマン ＿＿＿ ／ ＼ ／⌒ ⌒ ＼ でも、釣り糸と錘で測った限りじゃ ／（● ） （● ） ヽ １００メートルしかないお！ | ⌒（__人__）⌒ | ＼ ｀⌒ ´ ／ / ＼ 875 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:12:08 ID:eQwyvonY ／￣＼ | | ＼＿／ | ／ ￣ ￣ ＼ ま、100メートルもあれば ／ ＼ ／ ＼ じゅうぶん桁外れの深さだな ／ ⌒ ⌒ ＼ | （__人__） | 俺の得意な潜水で ＼ ｀ ー´ ／ 10メートルくらいまでなら潜ったことはあるんだが… ／￣￣￣ （:::）￣￣ ＼ ／ ,-| |､. ＼ / ,三) ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼ 100メートルなんて | （__人__） | いくらニーチャンでも ＼ ｀ ⌒´ ,／ 息が続かないお… r､ r､／ ヘ ヽヾ 三 |:l1 ヽ ＼>ヽ/ |｀ ｝ | | ﾍ lノ `'ｿ | | 876 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:12:30 ID:eQwyvonY ／￣＼ | | ＼＿／ | ／ ￣ ￣ ＼ だが、今日はもっと深くまでいけるぜ！ ／ ＼ ／ ＼ ／ ⌒ ⌒ ＼ ガレージワゴンの中からいいものを見つけてきたんだ | （__人__） | ＼ ｀ ⌒´ ／ ☆ /ヽ､--ー､＿＿,-‐´ .＼─／ ／ > ヽ▼●▼く＼ ||ｰ､. / ヽ､ ＼ i |｡| |/ ヽ (ニ､｀ヽ. .l ヽ l |｡| | ｒ-､y ｀ﾆ ﾉ ＼ l | |ー─ | ￣ l ｀~ヽ＿ノ ＿＿＿_ ／ ＼ ／─ ─ ＼ なんだお？ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | ＼ ⊂ ヽ∩ く | | '､＿ ＼ ／ ) | |＿＿＼ “ ／ ＼ ＿＿＿＼_／ 877 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:13:33 ID:eQwyvonY ／￣＼ | | ＼＿／ | ／￣￣￣.＼ ／ ::＼:::／::＼ 小型の空気コンプレッサーさ ／ ,く●>::::く●>.＼ | /// （__人__）/// | こいつに撒水…じゃない、 ＼ ｀ ヽ_ノ ／ 送気ホースをつないで持って潜れば ヽ , ＿_ , イ 空気の心配はなくなる ／ |＿"＿＿__ | ｌ.. ／l´Opoona `l ヽ 丶-.,／ |______Phone__| /`ー､＿ﾉ ／ ／ 878 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:14:04 ID:eQwyvonY i!;;;i! ,i!;;i″ ,i;;;;i!'／;;,r'''~ ,,r';;;=''~ i!;;;i! i!';;r~ ,i!;;イ,=''~ ''~＾ ,i!; i! ,i!;;i!´ ,i!;;;;;i!'´ ,i!'~i!' ,i!;;i! i!;;i! i!;i! i!;;i! i!' i!;;;i!' ´ !i!i!i!i i!;i!, i!;;;;i! i!' i!;;i!' '!i;;;!i i!;;i!, i!;;i!;;i! i!' i!i!' ヽ､ヽ--､. '!i;;!i i! i!;;;;i!, i!;i! i!i! ,i!' i!' |/'''''ヽ､ヽ､ '!i!i / 7 / /７ 'il|i ﾞi!;;'ﾞi!, i!;;i! i!;i!'i!' '' ,,,,,,,,,,,,,, |,ヽ '!i / / /_/_/ ,!i;;;;!i !i `'il|i!, i!,i!`'i!,,i!;;i! i!;;i! ,,,-─‐,- ;;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;| |;;;;,,,.. '' ./ /＿_;;!i ,!iﾞ';;!iﾞ i|li' ﾞ'i!;ﾞi!, i!;i! ﾞ'i!;;;i! i!i' ヽ､ ヽ-─_-､::::::::::::::::::::::/ヽ-､;;;;;;.... / ,--一′!i'`!i,!i ''ii!, `i!i|i!, ,}i!i! `´ ;;;;＼ __ ,＼､ ヽ|;;;;;;;; / / __ ﾞiii!,,ﾞiii!,,`'i!;;;;ii!'~ ;;;;;;;::::: '‐-ヽ''''＼ ｌ| :::::::;;;; /_/ ＿_/ /_＿__ ,,_ ﾞ'iii!,ﾞ'ii!, ﾞ~ ;;;;;;;;;;:::: ＼ |＼＿;;;;;;;; ~'!ii;;;/ ,--一─, l ﾞ'iii!ｭ､ ﾞ''iiiiii! ;;;;;;;;:::: ヽ､ ∧ ＼--;;;;;; '-' ／／ ﾞヾiii!''=､,ﾞiiii!, ;;;;;;;;;:: ）＼へ＼ ／" ヽｌ ::;;;;; !ii／／ ｭ!iii'ﾞ ﾞ''iii!,, ;;;;;::: ,,-''／ ヽ| ヽ＼ 二／ :::;;;;; ,!iii／／ ≡=､ヾ､ii!, ;;;;;::: ,,‐'''" ／ ｌ＼ :::;;;;; ,ヽ ﾛﾛ/7 ヾ､,,ﾞ''ヾiii!' ;;;;;;;:: ／ヽ / ＼ヽ ::;;;;; ,!ii､ッ､=≡ 〈/ ﾞ'ミ;, ;;;;;;;;:::: （ ﾉ ゝ ＼ ::::;;;;;; '!iiiッ''ﾞ,,､ッ ﾍi!, ;;;;;;;;:::::: | | ヽ ヽ ＿::;;;;;;;;;; ,;ミ'ﾞ ヾｯ､. ;;;;;:::::::| | // :::;;;;; ,!iﾍ `ﾞiii!､, ;;;;;;;/ ヽ ／ゝ ;;;;;;; .､ｯッ `ﾞ'''=三i!ﾐミiiii!!i!, '';;;;＼ ＼:::::::::::::: :::::::::::::::::://;;;; ;;;;:;;::''' i!;;i! ,i!|l!',, `ﾞ'''＝iﾞ'!!!i,ﾞ '';;＼ ヽ,,,;;;;;;;:::;;;;;;;;;;;;;;'''ヽヽ:;;;;;'' '' 'i!'i!;i! !|l!' ＿＿＿_ ／￣￣￣￣￣／|--' ／ オプーナ ／| .|￣￣￣￣￣￣|／| |￣￣￣￣￣￣|／| ＿＿＿＿＿＿ ／￣オプーナ／| ￣|__」／__ ／オプーナ .／||__,」＿＿＿__ .／| |￣￣￣￣￣|／オプーナ .／|￣￣￣￣￣|／ オプーナ ／| ／ | |￣￣￣￣￣|￣￣￣￣￣|／l￣￣￣￣￣|￣￣￣￣￣|／|／ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| 879 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:14:31 ID:eQwyvonY ＿＿＿_ ／ ノ ヽ＼ ／ （○）}liil{（○） なんか時々、青い煙を吐いてるお！ ／ （__人__） ヽ | |!!il|l| | それに今にも止まりそうだけど ＼ lｪｪｪl ／ 大丈夫なのかお！？ / ヽ しヽ ﾄ､ﾉ | __ | !___ノ´ ヽ__丿 ／￣＼ | | 止まったとしても問題ないだろ？ ＼＿／ ＿_|_＿_ 水中レビューの女の子が ／ ＼ ホース無しに50メートル ／ ─ ─ ＼ 上がってこれるんだ ／ く●> く●> ＼ | :::::: （__人__） :::::: | 俺たちにだってできるさ ＼. `ー'´ ／ヽ （ヽ、 /￣） | | ｀`ー――‐''| ヽ、. | ゝ ノ ヽ ノ | ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 880 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:15:07 ID:eQwyvonY ＿＿＿_ ／ ノ ＼＼ （本当に大丈夫なら ／ （●） (●）＼ なんでカーチャンに教えないんだお…？ ／ ∪ （__人__） ＼ | ｀ ⌒´ | トーチャンがシャトルの打ち上げで ＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) ケープに行ってしまうまで ノ | / / / (⌒) ./ / / なんで待っていたんだお？） ／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/ | ｌ | ノ / ） / ヽ ヽ_ヽ /' / ／ ヽ ＿＿ ／ / ／ ＿＿__ ／_ノ ヽ＼ ／ （ ●） （●）、 まあ、ニーチャンはもう17歳で ／::::::::⌒（__人__）⌒＼ やる夫の知らないことを何でも知ってるから | |r┬-| | やる夫は別に心配してないお ＼ `ー'´ ／ ⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ ＼ ヽ / ヽ / ＼_,,ノ |､＿ノ 881 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:16:06 ID:eQwyvonY ＿＿＿_ ／ ＼ ／ _ノ ヽ､_.＼ （これであのばかなベティ・シュルツと ／ （●） （●） ＼ 付き合う時間さえ減らしてくれたら… | （__人__） | / ∩ノ ⊃ ／ 確かにベティはきれいだけど ( ＼ ／ ＿ノ | | ――あいつ、女じゃないかお！ .＼ “ ／＿＿| | ＼ ／＿＿＿ ／ 今朝だって追い払うのにさんざん苦労したんだお） O O ￣￣￣￣￣￣￣￣○￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ , へ ／ ＼＿,. -､ ／ , ⌒ｰ＜ ＼ ／ ／ / 'ﾊ ｀ヽ ｀ヽ ／ ／ , /{ i ! ヽ、 i ! oハ ／／ , ,ｨ//ムﾊ i ! i｀ ｰ+ ⊥°_j ／ , ' //ｲ!fr==､从i ｉｉ ┼- ､ | i !.:.:.:.::｢｀¨ ・・・…‐- ､ ／, ' /, //〃ﾄ｀/し}ヽ ヽﾐ弍_､ ﾊl i ｉ.:.:.:.:.| ﾉ ／ , ' /, //〃」| _ｂ_/ ／[)､j i ｉ.:.:.:.:.! ／ , ' /, /厶jへﾘ:::｀´ b､_ﾉハｉ ｉ.: : ., ／ '´, ' /, /ム斗t人 ' .:::::｀ｰ'´cﾉ| l : :〈＿__ 〃 , /, ,', ,',ﾍ ﾟ | ／＼ ` ∠斗1 ＼/ 〃, ' ,' i ,' , , i i i !〈 ,.ィ /＼,へ._＿__ イfて人!､ ＼ ｉ! ! ｉ i __!i_!」ﾑ斗ﾋｌ〔＿∨:::::::::`vﾍj＿__／/`く＼j＼ ＼＿＿ ,. -‐=＝ｷキ干弋_j」i｣｢i | | ﾄ､::::::::＼::::::(:::/::::::::::::::`ｰｧ' /i＼ ヽ、 ＼／ , ‐=＝ｷキd二ﾆ弌儿十弋戈７､:::::::::｀77ｶ::::::::::::: ／ 厶ｊ- ､::::ヽ ハ ´ _ =＝ヽ_弌ﾆニニ斗匕ﾍ ／ ! ::::／ﾉﾑ|::::::::::::::＞ '´ ,' ﾄ､ｉハ ､く '´ '´ ＼＼ ヾ Y ≫ l／／'´ |:::::::,ｨ´ / ｡ 〉 i＼! ｉ ｉ |＼ ／ ／ ｀ j八{ / // |::::/ i ／ | ! jﾉｉ ハ ﾄ､ ヽ. 〃 , ' i＼ 、 i i ＿/Ｖ≫ﾄ､.:.:. | ,' iハ iiﾄ､ ヽ ＼ {{ / ﾉ ＼`く￣ ／／ 〉 ＼､ .:.:.:.:.:./ ' jﾊ} ＼ ヽ. ヽ ヽ、 { 厂 _／ 〉､`く／:.:.:.... ゝ、 o≫‐-‐ｧ'´ ﾉ Ｖｉｉ !i ｀ ヽ / / ＼.:.::.::.::／ !￡'´, -‐ｧ'´ j ﾘ !| ｀ ｰ----‐ ´ / / }o／ ／: : ::{ /,' ' ,' ! / / ／￣ ／. .: ::.:.:.:＼ _／/ / ,' / / ／ ／ ｀ ｰ-----`--‐…・ ¨´ ／ / / 882 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:16:38 ID:eQwyvonY ／￣＼ | | ＼＿／ よしやる夫、お前に最初に潜る権利をやろう ＿＿|＿__ ／ :::＼::::::／＼ ホースの空気の調子はどうだ？ ／ く ●>:::::く●>＼ ／ （__人__） u ＼ | u. ｀ ⌒´ | ＼,, :|￣￣￣￣￣￣￣￣￣| /⌒ヽ(＾う 権 利 書 (,,） `ｧー─イ | / |＿＿＿_＿＿___＿＿__| / / ／ ⌒ヽ ___／ ／￣￣｀) ﾉ (__r＿__ノ (.＿＿つ ＿＿＿_ ／⌒ ⌒＼ ﾝｸﾞ ﾝｸﾞ ／ （●） （●）＼ ／::::::⌒（__人__）⌒:::: ＼ ｽｰﾊｰ | （ ＼ | ＼＿ ヽυ ::＼ ／ ＼ .:::＼ 883 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:17:10 ID:eQwyvonY ／￣￣￣＼ ／ ─ ─ ＼ ／ く○> く○> ＼ この空気、油臭くて不味いお | （__人__） | ＼ ｀⌒J´ ／ ／ ＼ ／￣＼ | | ＼＿／ ｜ ／ ￣ ￣ ＼ すぐ慣れるさ ／ ノ ＼. ＼ ／ く●>::::::く●> ＼ さあ、潜るんだ | /// （__人__） /// | ホースを引っ張ったら上がってこい ＼ ｀ ⌒´ ／ ／￣￣￣￣￣￣￣ ＼ 885 名前：名無しのやる夫だお[sage] 投稿日：2010/11/03(水) 18:18:25 ID:0ktkZpUs 水圧でホース潰れないかw 884 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:18:09 ID:eQwyvonY ﾎﾞﾁｬｯ ─────────────────────────────── ／） / つ / － / ● ●） ヽ/ （人__） ノつ Lノ￣￣ 886 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:18:45 ID:eQwyvonY ─────────────────────────────── ／ ／ ／ ／ ／ - － 、 ／ ● ●） ヽ／ （人__） ノ l | （⌒)Jし(⌒ノ ￣ ￣ ＿＿＿＿ ／＾ ⌒ ＼ （●） （● ） ＼ /⌒（__人＿）⌒:::::: ＼ 珊瑚礁みたいなけばけばしい色の世界と違って | |-┬r| | ここの世界はモノクロームで平和だお… ＼ ｀'ー` ／ 887 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:19:13 ID:eQwyvonY ＿＿＿_ ／⌒ ⌒＼ ﾝｸﾞ ﾝｸﾞ ／ （●） （●）＼ ／::::::⌒（__人__）⌒:::: ＼ ｽｰﾊｰ | （ ＼ | ＼＿ ヽυ ::＼ ／ ＼ .:::＼ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─＼ ／ ⌒ ⌒ ＼ 空気の油臭さは相変わらずだけど | ,ﾉ(､_, )ヽ | やっぱり呼吸ができると気持ちがいいお ＼ ﾄｪｪｪｲ ／ ／ _ ヽニｿ, く 888 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:19:41 ID:eQwyvonY ＿＿__ ：／ ＼： ：／ _ノ iiiii ＼. ＼ でも、この深みがこんなに冷たかったなんて ／ （○） （○） ＼ 予想もしてなかったお… ： | （__人__） |： ＼ ｀ ⌒´ ／ / ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ ：| ＼| .i ｲ | |＼ ／ 人 .＼! ． … ． ：＿＿＿_： ：／_ノ ー､＼： ：／（ ●） （●）｡ ＼： それに、なんだかひどい吐き気もしてきたお… ：／:::::: r（__人__） ､ :::::＼： ：| { l／⌒ヽ |： ：＼ ／ ／ ／： 889 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:20:11 ID:eQwyvonY ┌───────────────────────┐ │ その時、ホースにもどかしげな引きが来たので │ │ やる夫はホッとしてロバートのところに戻った .│ └───────────────────────┘ ─────────────────────────────── , -- 、 ∩ / ヽ∩ └-ゝ ノ／ i 〈′} / ノヽ .＼ `ヽ_） ＼_） 890 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:20:49 ID:eQwyvonY ┌───────────────────────┐ │ 暑い陽射しに当たると、気分も間もなく回復した │ └───────────────────────┘ _(_｀Ｙ´_) ／ |r┬ ､l＼ ／ ｀ ― ´ ＼ (⌒ヽ､ ／ ヽ と ,ｨ_ ＼ | ＿＿/::.. ｀ ⌒ ￣￣｀ > と⌒ヾー―――― ⌒ ￣｀´￣ ｲ - － ´ く ゝ /､＿＿＿＿_ ヽ､ ヽ' く／ ￣｀ヽ ∨ ｌ ∨ ｌ ∨ ｌ 丶 / 丶 / ―――‐ ､ 丶 / ／ ＼ 丶 / ／ ＼ ヽ ,.-､ _ ／ ／ ＼ ｀ ｰ ⌒ヾゝ { ｀￣ / ∧ Ｙﾗ ∧ ｌ ゝ ノﾉ ｀ ー――‐' ￣￣￣￣ 891 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:21:18 ID:eQwyvonY ／￣＼ | | 問題なし、今度は俺の番だな ＼＿／ ＿＿|＿＿ /) コンプレッサーの操作は、 / ⌒ ⌒ ＼ ( i ))) 圧力計が赤い線の下まで落ちないように ./( ―） （ ●） ＼ / / バルブをどんどん緩めていくだけでいい /::⌒（_人＿）⌒::::: |ﾉ / | ー .| ,/ 簡単だろ？ ＼ ／ / ＿＿＿_ ／ ＼ ニーチャンは ／ ⌒ ⌒ ＼ どこまで潜るんだお？ ／ （⌒） （⌒） ＼l⌒l | （__人__） |`''| ＼ ｀ ⌒´ _／ / / 892 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:21:51 ID:eQwyvonY ／￣＼ | | ＼＿／ | ／￣￣￣ ＼ ／ ::＼:::／::::＼ ずっと底までさ ／ く●>::::::く●> ＼ | （__人__） | 気が向いたらな ＼ ｀ ⌒´ ／ ￣（⌒`:::: ⌒ヽ ヽ:::: ~~⌒γ⌒） ヽー―'^ー-' 〉 │ ＿＿＿_ ／／ ＼＼ （そうは言ってもホースは30メートルしかないんだから ／（ ●） （●） ＼ 底まで行けるはずはないお… ／::::::⌒ ､_! ⌒::::: ＼ | 'ｰ三-' | でも、最初の探検としては充分だお） ＼ ／ 893 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:22:29 ID:eQwyvonY γﾆヽ ヽ__ノ それじゃ、行ってくるぞ ､┴ノ 、 / へ へ ヽ コンプレッサーの操作はヨロシクな！ ゝ（_人_）(V) / た) ──────────────────────────────── .し Ｊ 894 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:23:20 ID:eQwyvonY ┌───────────────────┐ │ やがて、水中のロバートが合図をした │ └───────────────────┘ ／￣＼ | | （ちょっとばかり圧力がたりない γ⌒) )／ / ⊃＿|＿ もっともっとバルブを緩めろ） 〃/ / ＼ ／＼ γ⌒):::く●>:::::く●>:＼ ∩⌒) ／ _ノ （__人__） 〃/ ノ （ く| | ｀ ⌒´ / / ）） ( ＼ ヽ ＼ ＿＿＿＿／（ ⌒） / / ∩＿ 〈〈〈 ヽ ＿＿＿_ 〈⊃ } ／⌒ ⌒＼ | | ／（ ●） （●）＼ ! ! ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l 了解だお！ | |r┬-| | ／ ＼ ｀ ー'´ ／／ / ＿＿ / (＿＿＿） / 895 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:23:52 ID:eQwyvonY __,‐⌒ヽ､ / '─ ＼ ノ ノ-､ （○） ＼ | ｡（○） ､ﾟ ヽ, ヽ ！！ ヽ ヽ__,,,ﾄｰ'i ） ﾉ ｀ ⌒'' ﾉ ・・・・・・・！？ （ } ヽ ／ ヽ ／ .／ｰ-.l`‐-‐＜￣｀`ヽ （ ⌒⌒￣￣`r:ｭ〈 ´`´ｰ-､_,. -‐'´／l .ﾄ''ヽ ／￣￣￣＼ γ⌒) (⌒ヽ これはいったい何だお…？ ／ _ノ ノ ＼ ＼ `､ （ く （○） （○） | ） 急に頭が痛くなってきたお ＼ ヽ （__人__） ／ ／ ＿＿＿_ ／ ∪ ＼ γ⌒) ノ三三三ゞ(⌒ヽ うううううっ ／ _ノ （＞）三（＜） ＼ `､ （ く:::∪:::::（__人__）:::::∪| ） でも、ニーチャンに空気を送らないといけないお ＼ ヽ ::∪::::｀ ⌒´∪::／／ 896 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:25:20 ID:eQwyvonY ┌──────────────────────────────┐ │ やる夫は兄の言いつけを守った │ │ 酷い頭痛にもめげず、唯一の制御バルブをいっぱいに開いた │ └──────────────────────────────┘ ＿ / ! :/ .:::::ヽ! !,,,,＿ /´ .:i´ ..:::::::::|l ￣ﾞﾞ''''ｰ-,,,,,,＿ ./ .::}: ..::::::::::lｰ-,,,__ ￣ﾞﾞﾞ'''ｰ--,,,,＿ ＿,,,,j' .:::|: ..::::::::::::/‐‐,,,,,__￣ﾞﾞﾞ''ｰ―,,,__ ￣ﾞﾞ''ｰ f´ .:::::::!| ::::|: .::::::::::::/ ﾞﾞ''ｰ ﾞ7 ,--,,,,,,__￣ﾞﾞﾞ'''ｰ―,,,,,＿ .!^!'j／| :::／| .:::|: ..:::::::;;;ノ ''''''ｰ--,,,! .,! ﾞﾞ''ｰ .ﾞ7 ,--,,,,,,____￣ﾞﾞ''ｰ―,,, }／ .:::| .:::|/:| :::| ..;;〆､/ ,,,,,__ ﾞﾞﾞﾞ''''ｰ-,,,,! .,! ﾞﾞ''ｰﾞﾞﾞ'i .,--,,,__ / | .::| :::|:::| .::::!; / .:!'// .,! ﾞﾞﾞﾞ'''--i .,,_ ''''ｰ-,,,,,__,! ,! ﾞﾞ''' / .:::j :| ::::!ﾉ; :::::ヽ :jﾞ :::| ,! １ .,! .,! ﾞﾞﾞﾞ''''ｰ-,,, .__ 'ｰ-,,,,__ { ::::::{!, ;; i, j! .:::::: ＼ ::} :} __ﾞﾞﾞﾞ'''''-,,,,,__,! ,! ２ ,! .,! ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ-,,,,_ !, ::::!, !, ! :::!: :! ::::: ヽ, ..:::丿 .::iﾞ .,! ﾞﾞﾞ'''ｰ-,,,__ ﾞﾞﾞ''ｰ-,,,,,,___,! ,! ３ ,! . .!, ::::Y !: ::!; .::: .!;:::ノ ..:::| ,! ４ .,! ,!ﾞﾞﾞ'''ｰ-,,,,__ 'ｰ-,,,,,,,___ ,! .!, ::´ .!; .;; .:: .:|､| .:::::| ﾞﾞﾞﾞ''''-,,,,___ .,! .,! ５ ,! i''''ｰ-,,,,,__ ﾞﾞ { ' :: .:: .::´ .::::::|,!''''ｰ-,,,,,,__ ﾞﾞ .'--,,,,,,__ .,! ,! ６ ﾞ7 |:: . .:: :: .::: ...::::::/! .7 ,i--,,,,,__ ﾞﾞﾞ''' !,,,,___ .,! |::..:: : ...::::::::/ !,,,,__ 7 .,! ,! ﾞﾞ'''j .,,,,__ .ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ' .|:::i ..::::::::::::j' _ .ﾞﾞﾞ''''ｰ-' ! ８ ,! ,! ﾞﾞﾞ'''ｰ--i .iﾍ;jﾞ ;: ..:::::::::::::::/ .,! ﾞﾞﾞ'''ｰ-,,,__ .ﾞﾞﾞ'''ｰ--,,,,__! ,! ９ .,! | {_,,,,==,,,,_:::::: . :::::::::::::::ノ .,! ＊ .,! .,!''ｰ-,,,,__ .ｰ-,,,,,____ .,! ..r-zr--'''￣'''ｰ-ｧ､_ ￣｀ヽ､ ..:::::::::::::／_ ﾞ''ｰ-,,,,,_ ,! .,! ﾞﾞ''7 ,j-,,,__ ﾞﾞ''' -´'''''￣'''''丶､ { ｀ヽ_ ヽ,..:;;::::／;; ﾞﾞﾞ'''''-┐ ﾞﾞ''' .!,,,_ 〇 .! .,! ﾞﾞﾞ''''-ｯ ｀ヽﾞ丶,,_)＼ .};j／ /'''ｰ-,,,,__ | |"'''''--,,,,,_ ﾞﾞﾞ'''ｰ-,,,! .! ＃ ! ┌───────────────────────┐ │ ・ ・ ・ ・ ・ │ │ 致命的な最大値、一酸化炭素濃度50ppmまで .│ └───────────────────────┘ 897 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:25:54 ID:eQwyvonY ┌─────────────────────────┐ │ やる夫が最後に見たのは、まだらの陽光を浴びて .│ │ 手の届かない深みへと自信ありげに沈んでゆく │ │ 最愛の兄の後ろ姿だった │ └─────────────────────────┘ ○ ｜ , -- 、 ∩ / ヽ∩ └-ゝ ノ／ i 〈′} / ノヽ .＼ `ヽ_） ＼_） 898 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:26:25 ID:eQwyvonY ＼ ＼ . ＼ .／￣＼ . ＼ .＿＿| |＿＿ ＼ r'´.￣￣ ＼＿／ ￣ ｀､::. ＿＿＿ l} ､:: ＼ﾍ,___,_＿_＿ .|＿_＿＿_./::.＿＿| .|＿＿＿ |l ＼:: | | ／￣￣＼ ｜､:.. | [], _ .|: [ニ]::::: |l'-,､イ＼: | | ／ ノ ＼ ＼ ｜::.. ﾍ￣￣,/:::(_＿):: |l ´ヽ,ノ: | | ／ くー>::::::くー> ＼|l､::: ￣￣:::::::::::::::: |l | :| | | | （__人__） |l::::: |l.,＼＼| :| | | ＼ ｀ ⌒´ ／.ll:::: |l | :| | |,r'",´￣￣￣￣￣｀ヽ､|l::::: ┌─────────────────────┐ |l＿＿,,| :| | | ::::.... ..:::|l:::: │ 霊園の棺に横たわる蝋細工は │ |l￣｀~~| :| | | |l:::: │ ロバート・ボーマンとはなんの関わりもない .│ |l | :| | | |l:::: │ 見知らぬ存在となり果てていた │ |l | :| | | ''"´ |l:::: └─────────────────────┘ |l ＼＼[]:| | | |l:::: |l ｨ'´~ヽ | | ｀`' |l:::: |l-''´ヽ,／:: | | ''"´ |l:::: |l ／:: | ＼,'´＿___..:::::::::::::::_`l__,ｲ:::: l}ィ:: | `´::::::::::::::::::::::::::::::`´:::::: ・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・ … ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─… …… … ────────────── … …… ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 899 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:28:40 ID:eQwyvonY ――2010年 : :.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ;;;⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;; :. .);) : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ);ヾ; :. .) : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ;;;;))ノ;;) ; ,.;；:｡,.;i；';.,, : : : : : : : : : : : : : : : .;'":;. :.. ;'"'":; ;:,.;i；';.,,,:'':'`:: ;;; ;⌒ヽ;;; ,.i,i,i,i,';.,,;:i;i;i;.;i；';.li：､;,.;；:｡;:；;:：､; ,.;i：、;:;":;";`;:;";`：、;:;":;";`;:;" ;:;..:,.;lili｡;:；; (;;:'`) ::;;: ..;;liヾ; :. .) .;,,,,,,；li,i,；,.;lilii,:；;:：､;｡;:；;lililili.;'":;. :.. ;'"'":;ii:.. ii ：、;:i;"：、;:;ii`;:;"ii":;" ,.;；:｡lili,ｉ,：､;',: (;;:';;: ) :;`：: ;;;;(;;;) ))⌒) '"' "'''.'::::''"'"' "'''.':''"'""'''""'"'"' "'''.'''"'"' "'''.''"'"' "'''.':::''"'"' "'''.':::::::::''"'"' "'''.:: (;':(;':i:;:',,, ):: ﾉｿゝヾ⌒:::⌒.)) .:i;i;!;!;!i;;..i;i;...;!;!;!;!i;i;:;;.:.i;i;,, ..i;ii.i. ,,..'.;'":;. :..''"'" "''' '''.' (⌒' ) (;;(;'::(ii;;/;;,,,,ヾ ;;;;;(;li/:;⌒) ⌒;) ;';';';';'~::;';';';'::;';';';';':~::;';';';';';'~:::::~'.',"'`',i;i;i;!;!;!"'''.':::.;'":''" '.'" (;;:'(;;;:' )(;;:'((;(;;:'(;;:;:,,,,, ) ;;;⌒,.:;:`:::::::"`"';) ;:':':':':':'::::::':':':':':::::':':'::::::::::::::-::::::::::::::::::::';''"'"'i;i;il;l;";!;!i;i;i;;'"' "'''.'(;;:'(;;i:;:;...):'ヽ;:'(i;;ヾ' );:' ): ;;;;;ヾﾉｿ:;⌒) :;⌒) ) :.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.: ::: : : : ';i;i;i;''"'"' "'''.(;;:(;;:i';:' )::..)'(;;:';:' )';;;;ヾヾ) ﾉ：、li":; ／ " `;:;");) .:.:.::::::::::::::::::::::::::::-:::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : :-:::;!;!;!;!;i;:;(;;:';(;;;:ii' /....):::|iii::::::::::::::: :: li⌒) ⌒;) ;;(;;; :⌒;;) ::::::::::::::::::～:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : ::''"'"(;;:''.';:' );:' ).. ):::|iii' "'''.'::::: ﾉｿゝiliヽﾉ;/;;;;; :;;(;;; :ノ ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::-::::::::::.::::::::.～ : : : : : : : : : : : : : : : :::''"'"' "'''.'::|!ii::::::-:::''|!i|' ":::::::::: ;;;ヾilili; ;;));ノ;;;; .:.:.:::::::::: ～::::::::::::::::～::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._::::::''"'"' "'''.': .....:|i!i:: ' "'''.~~'::::::: :::: : :|liｌｉ;!|;ヾ);;;);;;;;) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-:::::::''"'"' .;'":;.;'ヾiﾂｨヾiﾂｨ:,,,....､........ﾂｨ''"'"' |!ii::.':::::::::::ヾiﾂｨ :: :.:.|ｌｉｉ;ｉ|;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::-:::::::::::::''"'"' "'''.'''.;'":ｿ''.':,､,､::::::｡.． :::ヽｼｿ ::::::''"'"' "'''.':::ヽｼｿヽｼｿ ﾉﾉ '.''|liliｌｉ|ｉ;''.'''"'ヽヾiﾂｨ "'''ヽヾiﾂｨ:::ヽヾiﾂｨ ,､ ｡.． ,､ ．.． :ヾiﾂｨヾiﾂｨ''.'''"'"' "'''.ヽﾉｼｿ ﾉﾉﾉ ::::::: 900 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:29:00 ID:eQwyvonY ::::::... ..丶 :::::::.... ...＼ :::.' ──-.. ＼ :::::::... ⌒__丶 ＼ やる夫は…どうしてここに来たんだお？ :::::::::.... .'::. ）.ヽ .ヽ どうして過ぎ去った苦悩の地へ戻ってきたんだお？ :::::::::::.... __ ..丿 ヽ :::::::::::... ヽ .ヽ ＜水晶の湖＞が意識に入ってくるまで :::::.._ ﾉ ヽ.___＿丿 .丶 どこに向かっているのかなんて ::::::::::::::.... ..::ﾉ .） 気にしてなかったのに… :::::::::::.. ../ .ﾉ :::::::::.⌒ " ..ﾉ :::::::::::::::::.... ....::::::../ 901 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:29:20 ID:eQwyvonY ／ ￣￣￣ ＼： ：:／ j :::::＼:::／＼;ﾟ： ;： | ｡く一>:::::くー>| ： 世界を統べる力を身につけたというのに… ＼...::::::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj r " ;゜.｀ ⌒´,;／゜ 今のやる夫の心の中には i::: |:::: |::|： 悲しみしかないお！ ：|::: |::::. :|::|： ：_|::: |::::. :|.´： ：{::: ）::. :',.： ゛‐-.` i： _-─―─- ､._ ,-"´ ＼ / ヽ / ＿／::::::＼_ヽ ディスカバリー号に乗るまでの20年近い年月は | :::::::::::::: ヽ たしかに傷を癒したお… l u （ ●)::::::::::( ●) ` ､ （__人_） / でも… `ｰ,､_ ／ ／ `''ｰ─‐─''"´＼ 902 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:29:52 ID:eQwyvonY 「この湖のほとりに泣きながら立ち尽くしていたのは つい昨日のことのように思えるお これはいったいどうしたことだお！？」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＿＿_＿_ ／ ノ' ＾ヽ_＼ ﾟ ／ ｡;'⌒） （⌒ヽ＼° ／ o'ﾟ~（___人___）~o°＼゜ | ﾟ |/⌒ヽ| ﾟ | ＼ ｀ ⌒ ´ ／ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 903 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:30:22 ID:eQwyvonY ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ そして今また、計画的な意図は何一つないまま やる夫はフロリダの州都タラハシーへと漂いだしていた 何かを見つけなければならない だがそれが何かは、見つけないことにはわからない ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ＿＿___ r⌒ヽ､ . ／ ー ー＼ / ＼ ＼. ／ （ ●） （ ●） _/ / ヽ ／ （__人__） ＼ 〈__／ . | | ｀ ⌒´ | / .＼ i⌒＼ / / ／ ⌒ヽ, ＿.ヽ .＼／ ._＿ r ／ |／ｰ､＼ ＼ "ヽ | i, ﾉ .＼＾ i | ヽ./ ヽ､_../ / . ヽ､__ノ i / ／/ .／ ヽ､_.／ ./ ／ / ／ ノ.＾/ ﾀﾞｯ |_／ 904 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:31:07 ID:eQwyvonY ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 彼の通過に気付く人間や計器はなかった 不経済な放射はもはやなくなっていた ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ＿＿＿＿＿＿＿＿ r⌒ヽ､ |＼ ＼ / ＼ | ＼ ＼ /＿/＿ヽ._! . |￣￣￣￣￣￣￣￣|＿＿__ 〈__＼ .＼ | 愛媛みかん | ＼ ＼ .＼|＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼ /￣￣￣ ヽ, ＿.ヽ .＼／ ￣￣￣￣￣ ._＿ r ／ |／ｰ､＼ ＼ "ヽ | i, ﾉ .＼＾ i | ヽ./ ヽ､_../ / . ヽ､__ノ i / ／/ .／ ヽ､_.／ ./ ／ / ／ ノ.＾/ ﾀﾞｯ |_／ 905 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:31:42 ID:eQwyvonY ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ やる夫は電子思考ネットワークの中に分け入った 今度の作業は、かなり複雑で 稚拙な核爆弾を扱うより少々時間がかかった ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ＿＿＿_ ／─ ─＼ ／ （●） (●）.＼ ／ （__人__） ＼ | ｀ ⌒´ | ＼ ／ ノ ＼ . ／´ ヽ カ | ｌ l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l カ タ ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､. タ ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒)) ┌ ┌┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐ ,. - ''"|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ρ￣`ｌ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ノ￣￣ 906 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:32:14 ID:eQwyvonY ほんの数ミリ秒のうちに やる夫はタラハシーからタンパ市サウス・マグノリア通り634に転位していた 住所は以前と同じ、わざわざ調べるまでもなかったのである __＿＿＿_ \ ,__| |=i=i=i=i=| _i'vk_ _i^i三i rIi＾i:::| |=i=i=i=i=| |ｰi|:lll|l |三l三| |iil :liii| |=i=i=i=i=| |iiiI|:lll|| _|三l三|__ |iil :liii| |=i=i=i=i=| _|iiiI|:lll|l ｡ |三:|三::|::|__. |iil :liii| |::,==､===.､ |￣|￣ |:┐ | |三:|三::|::l::_l＿＿l__ :liii| | |≡:|≡≡| |==| ==|ﾛl li, ,..､----:､ ,..､┴‐‐:､I:::| |三l l三|:::|Iiii| | |≡:|≡≡| |==| ==|ﾛl ＿hi!. ┌: |=| ==== |i===i|| ==== |￣| |三l l三|:::|Iiii| | |≡:|≡≡|＿＿ ＿l~| l |ﾛl⌒l：：：lー┴ｪ|=| ==== |ー一!!I==== |iHi| |三l l三|:::|lHl二二l＿,.-'⌒i：：： r‐ｪ l┌┬|￣￣|￣|. r‐─ﾞrｪ::| ==== |:l:l:l:l:l|| ==== |iHi| __,.-'￣|￣l┴‐‐┴┐ ＿r==k _,ｪ‐┐ r＝r‐､ r‐‐r‐‐:|lllllllll:|::|￣￣l_,i^lHl_:l:l|_へ^丶 r‐‐‐:ｪ：：：I|：：| i i i i i i |/ /::::::::| ::┴─┐___ ＿l＾i,__i__.三:|lllllllll:|::| ｺｺｺ|ｪｪ|ｪｪ|「llllL |：：| i三iiiiiil I：：I|：：| i i i .:r──┐::::::::| = = =I｜：：l |：．|：：| lﾆlニニlii.ｺｺｺ|ｪｪ|ｪ┌─┬┐ く二二il二>＿＿lr─┘ : ｜::::::::| =. ｜ l ：：| | | llll ｺｺ|ｪ _| ｜ lilー | | :::::::: 逆にいえば、住所を突き止める瞬間まで やる夫は別に意図して調べていたわけではないのだ 907 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:32:45 ID:eQwyvonY 3度の出産と2度の中絶ののちも ベティ・フェルナンデス（旧姓：シュルツ）は 相変わらず美しい女性だった /:.:./:.:.:.:.:./:.::.:.:.:/:.:.:.//:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:./!:.:.:l:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.', :.:.:.:!:.:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.://:::::／:.:, イ:.:.:/ /!:∧:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.', :.:.:.:',:.:.:.:,':.:.:.:.:.:!:.:ｲ//=＝､ヾ /:.:／／ |/┼:､:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:l :.:.:.:.:.:＿!:.:.:.:.:.:|:/ﾌ´ヒタ::::} ノ' ´ ノ=ミ､ﾚヽ:|:.|:.:.:.:.:.:| :.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:|:ﾄヽ〈:::::::::::l ヒﾀ! }lﾉ:./!:.!:.:.:.:.:|:! ヽ:.,'/⌒|:.:!:.:.:.:!:',､ ゝー ' l::::ｿ ﾉｲ':.:.lｲ:.:.:.:.:.l:| ＼.', l:.:.:.:.:.:.|ﾄ､ ` ' /}:.:.〃:.:.:.:.:.!:l ＿｀ヽ_┤:.:.:.:.:|i ヽ ' ,'´:./:ｲ:.:.:.:.:.| l| ＿￣§',:.:.:.:.:.|l ､ - , ﾉ:／/ |:.:.:.:.:.l | ￣§､!:.:.:.:.:|:!＼ ￣ , '´`丶く ,':.:.:.:.:,' | ‐フ'´:.:.:T',:.:.:.:.:!| `丶､ , '´ ／ l:.:.:.:.,' j /:.:.:.:.:.:/ ',:.:.:.:.',ﾄ､ ト - ' ー- .._ / ,':.:.:.,' :.:.:.:.:.:〈',ー ',:.:.:.:',ﾄ ｀`ーく二{ { ,':.:.:.,' :.:.:.:.:.:.:ヾ ',:.:.:.:', ｀`丶くM { ー---| ／:.／ 908 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:33:11 ID:eQwyvonY ＿＿＿＿__ ／ レオーノフ号からの報告の直前に ＼ |｢￣￣￣ `||｀l ／ 軌道上の核兵器が爆発しました ─ || ｫﾟﾟﾟΠへ.:|| :| 兵器の所有国は名乗り出ておりませんが―― ／ |L二二二ﾆ!| ;| ＼ |￣￣|￣￣|~::| ＼ もういちどTMA-1の発見からおさらいしてみましょう |＿＿|＿＿|／ ∧＿∧ （ ） | ∪ ⊂と＿＿） 909 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:33:31 ID:eQwyvonY …… … ────────────── … …… … ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─… ・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・ .| .ｌ ,! .lﾞ.! .,! ! .ﾞl、三三三三三三三三三三三三三三!､ ! .! | .! .l .! │ l .| !.ゝ .!lﾞ.，.〉 ′ . i ′│ ! ."" .,! .! .ヽ、三三三三三三三三三三三三三 ｌ . ｌ ｝ ! .ゝ,! ! / .! ! ! .ﾈ ! | ! ! ! ` ヽ ~| . | 、三三三三＿＿＿＿＿＿__三三 ｌ ! ! ｌ.ﾞ ）、 .! .|． 1lﾞ ! .,リ j ! ! ! | ゛ .ﾞl. ｣ .| .l;;i.ｌ、三三三 | .l |三三 /ﾞl ﾈ .;;.! i .｝i、 .! .,!| ，! l │l .| ! .'i. .".!'､ │ .|ﾞ!| | .! `-.三=三| .l |三三│.l l､ |.| .ｌ .ｌ!l i !1 / ､ ! !， lﾞ‐ ! ｌ, .l ｌ ､ | ! . ｌ l.， 、 l ﾐ'- | .l |三三］ | ヽ ./l .ヽ|.ｌ !； .! .| ! | │ .! " ﾞ'│ " ! .| ."l ! l 、 | ..| .l |三三l.!.! ! 、 .ﾞt､′ .! .! .!"| .|； " ! ､ ! |i .! |.ｌ | .!､ .! .! .| .ゝ ! .ｌ .l.|● l＿__l ● l |三ｌ.,.l′.ｌ .! .； ﾞﾞﾞ.ｌ､｀'ｰ..__ ! !.ﾞ" " .ｌ.i ,!| │ i ゛| ! .|_ .!ヽ゛ ‘ .|.! │ ` .| i j . l |三 ｌ │.1 .".! .| .ｌ i | ,ヽ､ ! :! .、 ".ｌ ./ l ､ .! ., .! |.! ｌ ｌ.ﾞli_._,, --,,,,ﾞ,,.... -| `ー' l |三 ﾞ'''''"´ﾞ'''―‐'''''ｰ|. !.、,!.l .、ヽ.| ! .l │. ′ l │.! .、 .lﾞ,! _,.__,.ｌ._./ ＝ ─二 | .l |二 ＝ ─二二 !'ﾞ‐'.．. l ＆..,,,_、 .| i .!│ ゛ .゛ ...ｌ,, -￢" ＿＿ - ニ | .l |─二￣￣ ＿＿ ― ￣￣｀'-､l、 | ゛ | ―--'"゛ ─ ￣ ＿ ＿＿_￣￣ | .l |二 ─ﾆ─‐ ￣＿ ＿＿￣＝ ─二￣'､ .!''､. 三三三 二── ＝ ￣￣＿ ￣￣ |＿＿＿＿___l_＿|──二─ ＝ ─二 ＿ ￣ ─二 ─三三｀'''-,` .,, 三三三三― ＿_ ￣ ─二 ─￣ ― ￣￣ ＝ ─二 ─ﾆ─ ＝ ─二 ＿ 三三三三三三三 三三三三三三三 ＝ ￣￣＿ ￣￣ ─二 ─二 ─ﾆ─＿_￣＿＿￣＝ ─ ─二三三三三三三三三三三 910 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:33:55 ID:eQwyvonY ._,v- ' 'ﾞ￣￣¨^^'''ｰv､ .,ノ ﾞ'=､ ..,r‐￢=- ＼ .r ⌒ヽ / ＼ )､ !､ ノ。 /| ｝ i ┣┫ ﾉ ＼ .,ノ ）.━━━v━━━━v━━━━v━━━━v━┻┻━v━━━ | ￣ ］-───╂-───╂-───╂-───╂-───╂-─ | __ ／|-───╂-───╂-───╂-───╂-───╂-─ （.´'¨¨' ' 'ー､､､､,､.....___....,,vv--ｰ''ﾞ 「 丿━━━^━━━━^━━━━^━━━━^━━━━^━━ （ 丿 丶 )'′ .＼ ,>'′ .ﾞ'‐__ v┘ ¨'''ｰ--------ｰ^″ 911 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:34:16 ID:eQwyvonY ／￣￣＼ ／ ⌒ ＼ | （ ●）（●） . | （__人__） ／￣￣￣＼ | ｀ ⌒´ﾉ ／⌒ ⌒ ＼ | } ／（●） （●） ＼ . ヽ | | （__人__）/// | ＿/⌒ヽ ィ ＼ ／ i'⌒ﾞl | l ＼ ／￣ ￣￣）＿＿_ | |. | | ﾄ ＼ / // ／'./ / 〃 ⌒l. | | （ "￣⌒ヽ、 |＿"￣￣⌒ヽ、 ＿＿＿__/⌒＼./ / し'＿|;;;;;;;;;;;;| |. ￣￣￣￣|ｿ,),)￣｀ヽ￣⌒ヽ|,),)ｿ .l'⌒ﾞl (￣ﾞ＾ ヾ /⌒ l＼ / |⌒ﾞ|;;;;;;;;;;;;;| | l .| y |＿ｨ | .| | |──＝｀──‐/ /────| |;;;;;;;;;;;;;| | | .|.| | | | | | | ノ_ / | |;;;;;;;;;;;;;| | | |＿__| |_＿| | | | iヘ__ソ | |;;;;;;;;;;;;;| |＿＿_＿＿__.|＿__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)＿|__|＿_|＿＿__＿＿_￣＿＿＿＿＿＿_.|＿_|;;;;;;;;;;;;;| ・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・ … ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─… …… … ────────────── … …… ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 912 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:34:41 ID:eQwyvonY , へ ／ ＼＿,. -､ ／ , ⌒ｰ＜ ＼ ／ ／ / 'ﾊ ｀ヽ ｀ヽ ／ ／ , /{ i ! ヽ、 i ! oハ ／／ , ,ｨ//ムﾊ i ! i｀ ｰ+ ⊥°_j ／ , ' //ｲ!fr==､从i ｉｉ ┼- ､ | i !.:.:.:.:i 最後のディスカバリー号からの通信と違って ／, ' /, //〃ﾄ｀/し}ヽ ヽﾐ弍_､ ﾊl i ｉ.:.:.:.:.| なんて若々しい姿なのかしら… ／ , ' /, //〃」| _ｂ_/ ／[)､j i ｉ.:.:.:.:.! ／ , ' /, /厶jへﾘ:::｀´ b､_ﾉハｉ ｉ.: : ., 思い出の中のロバートとそっくりだわ… ／ '´, ' /, /ム斗t人 ' .:::::｀ｰ'´cﾉ| l : :〈＿__ 〃 , /, ,', ,',ﾍ ﾟ | ／＼ ` ∠斗1 ＼/ 〃, ' ,' i ,' , , i i i !〈 ,.ィ /＼,へ._＿__ イfて人!､ ＼ ｉ! ! ｉ i __!i_!」ﾑ斗ﾋｌ〔＿∨:::::::::`vﾍj＿__／/`く＼j＼ ＼＿＿ ,. -‐=＝ｷキ干弋_j」i｣｢i | | ﾄ､::::::::＼::::::(:::/::::::::::::::`ｰｧ' /i＼ ヽ、 ＼／ , ‐=＝ｷキd二ﾆ弌儿十弋戈７､:::::::::｀77ｶ::::::::::::: ／ 厶ｊ- ､::::ヽ ハ ´ _ =＝ヽ_弌ﾆニニ斗匕ﾍ ／ ! ::::／ﾉﾑ|::::::::::::::＞ '´ ,' ﾄ､ｉハ ､く '´ '´ ＼＼ ヾ Y ≫ l／／'´ |:::::::,ｨ´ / ｡ 〉 i＼! ｉ ｉ |＼ ／ ／ ｀ j八{ / // |::::/ i ／ | ! jﾉｉ ハ ﾄ､ ヽ. 〃 , ' i＼ 、 i i ＿/Ｖ≫ﾄ､.:.:. | ,' iハ iiﾄ､ ヽ ＼ {{ / ﾉ ＼`く￣ ／／ 〉 ＼､ .:.:.:.:.:./ ' jﾊ} ＼ ヽ. ヽ ヽ、 { 厂 _／ 〉､`く／:.:.:.... ゝ、 o≫‐-‐ｧ'´ ﾉ Ｖｉｉ !i ｀ ヽ / / ＼.:.::.::.::／ !￡'´, -‐ｧ'´ j ﾘ !| ｀ ｰ----‐ ´ / / }o／ ／: : ::{ /,' ' ,' ! / / ／￣ ／. .: ::.:.:.:＼ _／/ / ,' 913 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:35:14 ID:eQwyvonY 眼に涙がこみあげ、映像がゆらいだ ――いや、受像器がおかしいのかそれとも電波のせいか 音声も映像もどこか狂い始めていた __,‐⌒ヽ､ / '─ ＼ ノ ノ-､ （○） ＼ | ｡（○） ､ﾟ ヽ, ヽ ヽ ヽ__,,,ﾄｰ'i ） ﾉ ｀ ⌒'' ﾉ （ } ヽ ／ ヽ ／ .／ｰ-.l`‐-‐＜￣｀`ヽ （ ⌒⌒￣￣`r:ｭ〈 ´`´ｰ-､_,. -‐'´／l .ﾄ''ヽ 画面の中のやる夫の口元が動いているが、声は出てこない ＿＿＿_ ／⌒三 ⌒＼ ／（ ○）三（○）＼ ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ | |r┬-| | ＼ `ー'´ ／ 914 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:35:42 ID:eQwyvonY その顔が分解し、色彩のブロックに変わった _ _ 。 o Ｏ , ´ ｀ヽ ○ 。 ! ! o ○ Ｏ _ _゜ ヽ、__,.ノ o , ´ ｀ヽ ○ Ｏ o ゜ Ｏ ! ! o ヽ、__,.ノ 。 o Ｏ ゜。 Ｏ ゜ ﾟ ○ _ _ , ´ ｀ヽ ゜ Ｏ 。 o ﾟ ○ 。 Ｏ ! ! o ヽ、__,.ノ 915 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:36:07 ID:eQwyvonY ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ 久しぶりだお、ベティ ／ fてﾊ` ｨて刀 ::＼ | （__人__） :::::::::::| ＼ `^´ :::::::／ ／ ー‐ ＼ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ことばを作り、オーディオ回線に押し込むのはさほど面倒ではなかった いちばんの障害は遅々とした人間の思考速度に合わせること ――しかも答えが返ってくるまで永劫を待たなければならない ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 916 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:36:41 ID:eQwyvonY ベティ・フェルナンデスは気丈だった 知性もあり、家庭に入って10年になるが エレクトロニクス機器の修理員として積んだ経験を忘れてはいなかかった /:.:./:.:.:.:.:./:.::.:.:.:/:.:.:.//:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:./!:.:.:l:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.', :.:.:.:!:.:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.://:::::／:.:, イ:.:.:/ /!:∧:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.', :.:.:.:',:.:.:.:,':.:.:.:.:.:!:.:ｲ//=＝､ヾ /:.:／／ |/┼:､:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:l :.:.:.:.:.:＿!:.:.:.:.:.:|:/ﾌ´ヒタ::::} ノ' ´ ノ=ミ､ﾚヽ:|:.|:.:.:.:.:.:| （これもまたテレビで数限りなく起こってる :.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:|:ﾄヽ〈:::::::::::l ヒﾀ! }lﾉ:./!:.!:.:.:.:.:|:! 見せかけの奇跡に違いないわ ヽ:.,'/⌒|:.:!:.:.:.:!:',､ ゝー ' l::::ｿ ﾉｲ':.:.lｲ:.:.:.:.:.l:| ＼.', l:.:.:.:.:.:.|ﾄ､ ` ' /}:.:.〃:.:.:.:.:.!:l とりあえず受け入れて ＿｀ヽ_┤:.:.:.:.:|i ヽ ' ,'´:./:ｲ:.:.:.:.:.| l| 細かいことは後で考えましょう…） ＿￣§',:.:.:.:.:.|l ､ - , ﾉ:／/ |:.:.:.:.:.l | ￣§､!:.:.:.:.:|:!＼ ￣ , '´`丶く ,':.:.:.:.:,' | ‐フ'´:.:.:T',:.:.:.:.:!| `丶､ , '´ ／ l:.:.:.:.,' j /:.:.:.:.:.:/ ',:.:.:.:.',ﾄ､ ト - ' ー- .._ / ,':.:.:.,' :.:.:.:.:.:〈',ー ',:.:.:.:',ﾄ ｀`ーく二{ { ,':.:.:.,' :.:.:.:.:.:.:ヾ ',:.:.:.:', ｀`丶くM { ー---| ／:.／ 917 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:37:10 ID:eQwyvonY , '´⌒´｀ヽ l ノ/ﾉ ）)）〉 やる夫 Σﾍ〈 ﾟ ヮﾟﾉ (（⊂》i卯《つ やる夫――本当にあなたなの？ )ﾉ fく/_|〉 し'ﾉ ＿＿__ ／ ＼ . ／ ＼ 確信はないお . ／ ― ー ＼ | （●） （●） | でも、やる夫・ボーマンと . ＼ （__人__） ／ 彼の身に起こったことは何もかも覚えてるお . ノ ｀ ⌒´ ＼ ／´ ヽ 918 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:37:32 ID:eQwyvonY , '´⌒´｀ヽ l ノ/ﾉ ）)）〉 Σﾍ〈 ﾟ -ﾟﾉ やる夫は死んだの？ (（⊂》i卯《つ )ﾉ fく/_|〉 し'ﾉ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼ からだは滅びたお | （__人__） | でも、それはもう重要じゃないんだお ＼ ｀ ⌒´ ,／ /⌒ヽ ー‐ ｨヽ 以前やる夫・ボーマンだったものは / ,⊆ニ_ヽ、 | みんな今のやる夫の一部なんだから / ／ r─--⊃、 | | ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. | 919 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:37:56 ID:eQwyvonY , へ ／ ＼＿,. -､ ／ , ⌒ｰ＜ ＼ ／ ／ / 'ﾊ ｀ヽ ｀ヽ ／ ／ , /{ i ! ヽ、 i ! oハ ／／ , ,ｨ//ムﾊ i ! i｀ ｰ+ ⊥°_j ／ , ' //ｲ!fr==､从i ｉｉ ┼- ､ | i !.:.:.:.:i ／, ' /, //〃ﾄ｀/し}ヽ ヽﾐ弍_､ ﾊl i ｉ.:.:.:.:.| ／ , ' /, //〃」| _ｂ_/ ／[)､j i ｉ.:.:.:.:.! ／ , ' /, /厶jへﾘ:::｀´ b､_ﾉハｉ ｉ.: : ., ／￣￣￣￣ ／ '´, ' /, /ム斗t人 ' .:::::｀ｰ'´cﾉ| l : :〈＿__ | それじゃ、あなたは霊なの？ 〃 , /, ,', ,',ﾍ ﾟ | ／＼ ` ∠斗1 ＼/ ＜ 〃, ' ,' i ,' , , i i i !〈 ,.ィ /＼,へ._＿__ イfて人!､ ＼ | なぜ戻ってきたの？ ｉ! ! ｉ i __!i_!」ﾑ斗ﾋｌ〔＿∨:::::::::`vﾍj＿__／/`く＼j＼ ＼＿＿ ＼＿＿＿＿ ,. -‐=＝ｷキ干弋_j」i｣｢i | | ﾄ､::::::::＼::::::(:::/::::::::::::::`ｰｧ' /i＼ ヽ、 ＼／ , ‐=＝ｷキd二ﾆ弌儿十弋戈７､:::::::::｀77ｶ::::::::::::: ／ 厶ｊ- ､::::ヽ ハ ´ _ =＝ヽ_弌ﾆニニ斗匕ﾍ ／ ! ::::／ﾉﾑ|::::::::::::::＞ '´ ,' ﾄ､ｉハ ､く '´ '´ ＼＼ ヾ Y ≫ l／／'´ |:::::::,ｨ´ / ｡ 〉 i＼! ｉ ｉ |＼ ／ ／ ｀ j八{ / // |::::/ i ／ | ! jﾉｉ ハ ﾄ､ ヽ. 〃 , ' i＼ 、 i i ＿/Ｖ≫ﾄ､.:.:. | ,' iハ iiﾄ､ ヽ ＼ {{ / ﾉ ＼`く￣ ／／ 〉 ＼､ .:.:.:.:.:./ ' jﾊ} ＼ ヽ. ヽ ヽ、 { 厂 _／ 〉､`く／:.:.:.... ゝ、 o≫‐-‐ｧ'´ ﾉ Ｖｉｉ !i ｀ ヽ / / ＼.:.::.::.::／ !￡'´, -‐ｧ'´ j ﾘ !| ｀ ｰ----‐ ´ / / }o／ ／: : ::{ /,' ' ,' ! / / ／￣ ／. .: ::.:.:.:＼ _／/ / ,' 920 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:38:28 ID:eQwyvonY ＿＿＿_ ／ ＼ ／ _ノ ヽ､_.＼ ／ （●） （●） ＼ （…本当になぜなんだお？ | （__人__） | / ∩ノ ⊃ ／ ああ、君が教えてくれるなら…ベティ） ( ＼ ／ ＿ノ | | .＼ “ ／＿＿| | ＼ ／＿＿＿ ／ ／￣￣￣＼ （少なくともここへ何をしにきたかは理解できてるお… γ⌒) (⌒ヽ ／ _ノ ノ ＼ ＼ `､ 悲しみと恋慕の潮に流されて （ く （○） （○） | ） 過去との出会いを演じるためなんだお…） ＼ ヽ （__人__） ／ ／ 921 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:38:58 ID:eQwyvonY …… … ────────────── … …… … ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─… ・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・ ／￣＼ | | ＼＿／ ┌─────────────────────────┐ ｜ │ やる夫がロバートよりましな恋人だったのかどうか .│ ／￣￣￣＼ └─────────────────────────┘ ／ ノ ＼. ＼ ／ く●>::::::く●> ＼ | /// （__人__） /// | ＼ ｀ ⌒´ ／ ／￣￣￣￣￣￣￣ ＼ / /' / / ,:'/,: ,:' / ,: ' / ' / / ,:'/, / / ,:'/,: ' ,: /' ／￣￣∪＼ /' / ' / ,'/,: ／（●） （●）.＼ ' / ' / ┌────────────────────────┐ /,: ／ （__人__） ＼ ,:'/, │ ――その類の話はベティの口から出たことはない .│ / ,:'/, | ｀ ⌒´ ∪ | ' / / └────────────────────────┘ / ＼ ｀ ,／' / / /' ／ ∪ ＼'/ /' / ,:'/,: ｜ Ｙ ∪ | ｜/ ,:'/,: ｜｜∪ | ｜ 922 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:39:57 ID:eQwyvonY ┌──────────────────────┐ │ やる夫から尋ねたこともなかった │ │ 尋ねれば恋の呪文は破れるに決まっていた │ └──────────────────────┘ |＿＿ | ＼ | 、＿ ＼ | （○） i|| ＼ |人__） | |⌒´ ／ (⌒ー─' ） 923 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:40:29 ID:eQwyvonY ┌───────────────────────┐ │ ふたりは同じ幻想にしがみつき │ │ 互いの腕の中に同じ傷を癒す薬を求め合った .│ └───────────────────────┘ _＿_＿_ ＿＿ ／ ヽ ,ｒ ": : : : : :ヽ . ／ .ヽ . /: : : : : : : : : : ヽ / ヽ {::人ハノ_ヽ、: : i . | .| {ﾉﾋi} ﾋｿ i}: : :i ＼._＿__ ､__ _＿_／ |､''''' _ '''''' /: : :ﾉ ,ｒ´::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、 }::ヽ、__ , ｲ;; : :( i:::::，:::::::::::::::::::::,,::::::::| {,ｒ" ゛ヽ) ┌─────────────────────┐ |::::|::::::::::::::::::::::::i:::::::::| i (_ _) | │ 始まりは17歳 │ |::::|::::::::::I:::::::::::::|::::::::| | .} .| | │ ――兄の葬儀から2年も経っていない頃だ .│ ヽﾉ、;;;;人;;;;;;;;;;;|;;;;;;ﾉ . |_,|＿＿＿|__| └─────────────────────┘ {::::::::::::::::::::::ｲ_ｼ し| し |:::::::::{:::::::::::::/ ﾉ_|__|__|__|_} |::::::::/:::::::::/. |. | | |::::::/::::::::/. |. | | |::::/:::::::/ |,,,,,|,,,,,,,| |;;/;;;;;;/ .|;;;;;|;;;;;ﾉ ヽヽ__つ . と_と_ソ ・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・ … ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─… …… … ────────────── … …… ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 924 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:41:40 ID:eQwyvonY ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ＼ やる夫はもう行かなければならないお ／ _ノ ヽ､_ ＼ でも、行く前にもうひとつ質問があるんだお | （ ●） （● ） | ＼ （__人__） ／ γ⌒ ｀ ⌒´ ⌒＼ …カルロスのことだお / （＿__ _＿） ＼ （＿＿＿_ ヽ γ' ＿＿＿） ／￣￣￣＼ ／ ─ ─ ＼ ベティはホセの息子だと言い張っていたけど ／ （●） （●） ＼ やる夫には信じられなかったお | （__人__） | ＼ ｀ ⌒´ ／ 本当のところはどうなんだお？ ／ | 925 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:42:11 ID:eQwyvonY /:.:./:.:.:.:.:./:.::.:.:.:/:.:.:.//:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:./!:.:.:l:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.', :.:.:.:!:.:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.://:::::／:.:, イ:.:.:/ /!:∧:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.', :.:.:.:',:.:.:.:,':.:.:.:.:.:!:.:ｲ//=＝､ヾ /:.:／／ |/┼:､:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:l ＿＿＿_ :.:.:.:.:.:＿!:.:.:.:.:.:|:/ﾌ´ヒタ::::} ノ' ´ ノ=ミ､ﾚヽ:|:.|:.:.:.:.:.:| ／ ＼ :.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:|:ﾄヽ〈:::::::::::l ヒﾀ! }lﾉ:./!:.!:.:.:.:.:|:! ・・・・・・・・・・・ / ─ ＼ ヽ:.,'/⌒|:.:!:.:.:.:!:',､ ゝー ' l::::ｿ ﾉｲ':.:.lｲ:.:.:.:.:.l:| ' （●） ＼ ＼.', l:.:.:.:.:.:.|ﾄ､ ` ' /}:.:.〃:.:.:.:.:.!:l （ｌ､__） | ＿｀ヽ_┤:.:.:.:.:|i ヽ ' ,'´:./:ｲ:.:.:.:.:.| l| ⌒´ ／ ＿￣§',:.:.:.:.:.|l ､ - , ﾉ:／/ |:.:.:.:.:.l | ｀ｌ ＼ ￣§､!:.:.:.:.:|:!＼ ￣ , '´`丶く ,':.:.:.:.:,' | ｌ ＼ ‐フ'´:.:.:T',:.:.:.:.:!| `丶､ , '´ ／ l:.:.:.:.,' j /:.:.:.:.:.:/ ',:.:.:.:.',ﾄ､ ト - ' ー- .._ / ,':.:.:.,' :.:.:.:.:.:〈',ー ',:.:.:.:',ﾄ ｀`ーく二{ { ,':.:.:.,' :.:.:.:.:.:.:ヾ ',:.:.:.:', ｀`丶くM { ー---| ／:.／ 926 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:42:37 ID:eQwyvonY , へ ／ ＼＿,. -､ ／ , ⌒ｰ＜ ＼ ／ ／ / 'ﾊ ｀ヽ ｀ヽ ／ ／ , /{ i ! ヽ、 i ! oハ ／／ , ,ｨ//ムﾊ i ! i｀ ｰ+ ⊥°_j ／ , ' //ｲ!fr==､从i ｉｉ ┼- ､ | i !.:.:.:.::｢ ／, ' /, //〃ﾄ｀/し}ヽ ヽﾐ弍_､ ﾊl i ｉ.:.:.:.:.| ／ , ' /, //〃」| _ｂ_/ ／[)､j i ｉ.:.:.:.:.! ／ , ' /, /厶jへﾘ:::｀´ b､_ﾉハｉ ｉ.: : ., ／￣￣￣￣ ／ '´, ' /, /ム斗t人 ' .:::::｀ｰ'´cﾉ| l : :〈＿__ | ・ ・ ・ ・ 〃 , /, ,', ,',ﾍ ﾟ | ／＼ ` ∠斗1 ＼/ ＜ あなたの息子よ、やる夫 〃, ' ,' i ,' , , i i i !〈 ,.ィ /＼,へ._＿__ イfて人!､ ＼ | ｉ! ! ｉ i __!i_!」ﾑ斗ﾋｌ〔＿∨:::::::::`vﾍj＿__／/`く＼j＼ ＼＿＿ ＼＿＿＿＿ ,. -‐=＝ｷキ干弋_j」i｣｢i | | ﾄ､::::::::＼::::::(:::/::::::::::::::`ｰｧ' /i＼ ヽ、 ＼／ , ‐=＝ｷキd二ﾆ弌儿十弋戈７､:::::::::｀77ｶ::::::::::::: ／ 厶ｊ- ､::::ヽ ハ ´ _ =＝ヽ_弌ﾆニニ斗匕ﾍ ／ ! ::::／ﾉﾑ|::::::::::::::＞ '´ ,' ﾄ､ｉハ ､く '´ '´ ＼＼ ヾ Y ≫ l／／'´ |:::::::,ｨ´ / ｡ 〉 i＼! ｉ ｉ |＼ ／ ／ ｀ j八{ / // |::::/ i ／ | ! jﾉｉ ハ ﾄ､ ヽ. 〃 , ' i＼ 、 i i ＿/Ｖ≫ﾄ､.:.:. | ,' iハ iiﾄ､ ヽ ＼ {{ / ﾉ ＼`く￣ ／／ 〉 ＼､ .:.:.:.:.:./ ' jﾊ} ＼ ヽ. ヽ ヽ、 { 厂 _／ 〉､`く／:.:.:.... ゝ、 o≫‐-‐ｧ'´ ﾉ Ｖｉｉ !i ｀ ヽ / / ＼.:.::.::.::／ !￡'´, -‐ｧ'´ j ﾘ !| ｀ ｰ----‐ ´ / / }o／ ／: : ::{ /,' ' ,' ! / / ／￣ ／. .: ::.:.:.:＼ _／/ / ,' / / ／ ／ ｀ ｰ-----`--‐…・ ¨´ ／ / / / / ／ ／ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.::. ＼-‐=＝ﾆニ´-‐ ´／ 927 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:43:12 ID:eQwyvonY ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ⌒ ⌒ ＼ ／ （⌒） （⌒） ＼l⌒l | （__人__） |`''| ＼ ｀ ⌒´ _／ / / | || | | | | | | / | | ／i | | / / l l / / ｀丶､ 、 } {. / / ｀ヽ､｀ ､ .､ ! V ./ ｀丶.､`丶､_,ヾ "',, ｀ ヽ `--―￢￣｀￢― _ --― ―‐＝ﾆﾆﾆ二二二二二ﾆﾞ ､――---- ‐ ´￣ ´"' ;, ､ヾ｀｀､`丶､ ／ ∧. i ｀丶､` 、 / / l l ｀ 丶、 / / | | l ノ | | /´ l l | | | 928 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:43:36 ID:eQwyvonY 小一時間してホセ・フェルナンデスが静かに部屋に入ってきた時も ベティは依然としてスクリーンを見つめていた ＿＿＿＿__ ／ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ＼ |｢￣￣￣ `||｀l ／ ─ || ｫﾟﾟﾟΠへ.:|| :| 各地から宇宙人と遭遇したというレポートが ／ |L二二二ﾆ!| ;| ＼ 届いています |￣￣|￣￣|~::| ＼ |＿＿|＿＿|／ ∧＿∧ （ ） | ∪ ⊂と＿＿） 929 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:44:00 ID:eQwyvonY , へ ／ ＼＿,. -､ ／ , ⌒ｰ＜ ＼ ／ ／ / 'ﾊ ｀ヽ ｀ヽ ／ ／ , /{ i ! ヽ、 i ! oハ ／／ , ,ｨ//ムﾊ i ! i｀ ｰ+ ⊥°_j ／ , ' //ｲ!fr==､从i ｉｉ ┼- ､ | i !.:.:.:.::｢ ／, ' /, //〃ﾄ｀/し}ヽ ヽﾐ弍_､ ﾊl i ｉ.:.:.:.:.| ／ , ' /, //〃」| _ｂ_/ ／[)､j i ｉ.:.:.:.:.! ／ , ' /, /厶jへﾘ:::｀´ b､_ﾉハｉ ｉ.: : ., ／￣￣￣￣ ／ '´, ' /, /ム斗t人 ' .:::::｀ｰ'´cﾉ| l : :〈＿__ | 〃 , /, ,', ,',ﾍ ﾟ | ／＼ ` ∠斗1 ＼/ ＜ 信じられないことが起こったわ、ホセ 〃, ' ,' i ,' , , i i i !〈 ,.ィ /＼,へ._＿__ イfて人!､ ＼ | ｉ! ! ｉ i __!i_!」ﾑ斗ﾋｌ〔＿∨:::::::::`vﾍj＿__／/`く＼j＼ ＼＿＿ ＼＿＿＿＿ ,. -‐=＝ｷキ干弋_j」i｣｢i | | ﾄ､::::::::＼::::::(:::/::::::::::::::`ｰｧ' /i＼ ヽ、 ＼／ , ‐=＝ｷキd二ﾆ弌儿十弋戈７､:::::::::｀77ｶ::::::::::::: ／ 厶ｊ- ､::::ヽ ハ ´ _ =＝ヽ_弌ﾆニニ斗匕ﾍ ／ ! ::::／ﾉﾑ|::::::::::::::＞ '´ ,' ﾄ､ｉハ ､く '´ '´ ＼＼ ヾ Y ≫ l／／'´ |:::::::,ｨ´ / ｡ 〉 i＼! ｉ ｉ |＼ ／ ／ ｀ j八{ / // |::::/ i ／ | ! jﾉｉ ハ ﾄ､ ヽ. 〃 , ' i＼ 、 i i ＿/Ｖ≫ﾄ､.:.:. | ,' iハ iiﾄ､ ヽ ＼ {{ / ﾉ ＼`く￣ ／／ 〉 ＼､ .:.:.:.:.:./ ' jﾊ} ＼ ヽ. ヽ ヽ、 { 厂 _／ 〉､`く／:.:.:.... ゝ、 o≫‐-‐ｧ'´ ﾉ Ｖｉｉ !i ｀ ヽ / / ＼.:.::.::.::／ !￡'´, -‐ｧ'´ j ﾘ !| ｀ ｰ----‐ ´ / / }o／ ／: : ::{ /,' ' ,' ! 931 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:44:22 ID:eQwyvonY -─ ､ , -──- ､ , - ─｀＜::::::::::::::::::::::::ヽ ／::::::::::::::::::::ヾ::::::::::::::::::::::::::｀- ､ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ /:.:.:.:.:.::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ /: : : : : : ::::i: ::::ﾊ:: :::::::: : :::ﾄ:::::::: : i: : :::::::::::ヽ /: : /: /: ::::::|::::/ V::ﾄ::::::: :::| ＼::: :V: : :::::::::::| |: :/: /: :/:::::|∠─ V| ヾ:::::::|￣ V:::::i:::::::::::::::::} ﾚ.|:.::::|:::i:::::/:/ .､ﾊi ＼:::ﾚｨ--V::ﾄ::::::::::::::::ヽ .|::::::|:::l::/|::ﾚｲ飛ゝ ヾ| 'ｊ及ｧVﾊ::::::::::::::::ﾊ ？？ |::::::|:::K .V 辻 tｊ} 弋 ｿ ' ﾊ::::::::::::ﾄ;;ゝ |::::∧:r-､ ゞ- '´ ￣ i .ﾋ V:ﾊ::::i::＞ 言ってごらん |::/ |:|ﾚヽ i レｲ/'ﾘ::::::＞ ヾ. | ヽ∧ ＿ r‐ム::ﾊ／ V:::/ ヽ､ ／'´ ヾi }＞ , イ | ｀ - ´_ -┴┐ r‐'V/￣ /::＼ / /:::::入 ./::::::::::|""＼ ／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､ ／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|:::::::::::::::::::::: ／:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::: /:::::::::|::::::::| /::/::::| /:::::::::::::::::/::::/::::::::::::::::: 932 名前： ◆aPlPNXeb6g [] 投稿日：2010/11/03(水) 18:44:44 ID:eQwyvonY /:.:./:.:.:.:.:./:.::.:.:.:/:.:.:.//:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:./!:.:.:l:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.', :.:.:.:!:.:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.://:::::／:.:, イ:.:.:/ /!:∧:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.', :.:.:.:',:.:.:.:,':.:.:.:.:.:!:.:ｲ//=＝､ヾ /:.:／／ |/┼:､:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:l :.:.:.:.:.:＿!:.:.:.:.:.:|:/ﾌ´ヒタ::::} ノ' ´ ノ=ミ､ﾚヽ:|:.|:.:.:.:.:.:| :.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:|:ﾄヽ〈:::::::::::l ヒﾀ! }lﾉ:./!:.!:.:.:.:.:|:! ヽ:.,'/⌒|:.:!:.:.:.:!:',､ ゝー ' l::::ｿ ﾉｲ':.:.lｲ:.:.:.:.:.l:| ＼.', l:.:.:.:.:.:.|ﾄ､ ` ' /}:.:.〃:.:.:.:.:.!:l 私、幽霊に嘘をついてしまったの ＿｀ヽ_┤:.:.:.:.:|i ヽ ' ,'´:./:ｲ:.:.:.:.:.| l| ＿￣§',:.:.:.:.:.|l ､ - , ﾉ:／/ |:.:.:.:.:.l | ￣§､!:.:.:.:.:|:!＼ ￣ , '´`丶く ,':.:.:.:.:,' | ‐フ'´:.:.:T',:.:.:.:.:!| `丶､ , '´ ／ l:.:.:.:.,' j /:.:.:.:.:.:/ ',:.:.:.:.',ﾄ､ ト - ' ー- .._ / ,':.:.:.,' :.:.:.:.:.:〈',ー ',:.:.:.:',ﾄ ｀`ーく二{ { ,':.:.:.,' :.:.:.:.:.:.:ヾ ',:.:.:.:', ｀`丶くM { ー---| ／:.／ 第9話 END 934 名前：名無しのやる夫だお[sage] 投稿日：2010/11/03(水) 18:46:43 ID:mZD5.BsQ 乙 935 名前：名無しのやる夫だお[sage] 投稿日：2010/11/03(水) 18:47:45 ID:3WUXOoaM 乙 937 名前：名無しのやる夫だお[sage] 投稿日：2010/11/03(水) 18:49:01 ID:0ktkZpUs 最後の台詞が印象に残るね、劇的じゃないのに 938 名前：名無しのやる夫だお[sage] 投稿日：2010/11/03(水) 19:11:38 ID:Cc657psM 全能の存在が答えを尋ねる、なんか哀しい 936 名前：名無しのやる夫だお[sage] 投稿日：2010/11/03(水) 18:48:35 ID:H.YqGQtY 人間だった頃の残滓に引き摺られてる感じがなんとも・・・ 940 名前：名無しのやる夫だお[sage] 投稿日：2010/11/03(水) 19:42:32 ID:c/r.APfc ベティの嘘は、やる夫の望んだ答えだったのだろうか 930 名前：名無しのやる夫だお[sage] 投稿日：2010/11/03(水) 18:44:15 ID:mZD5.BsQ 切ない・・・ |
| 投稿日 ： 2010/12/24 | カテゴリ ： 宇宙の旅 | コメント数 ： 4 |
| « できない子はビールを飲む 第2杯 インドの青鬼 ＆ グリーンフラッシュIPA | ブログ TOPへ | やる夫と選ぶ携帯電話＆スマートフォン 後編 » |
| ■コメント一覧 |
|
| ■コメント投稿 |
|
行間隔の関係でアスキーアートを貼りつけてもズレが酷いことになりますので、 アスキーアート付きのコメントは削除する方針です。 荒らしの書き込みに対してレス・言及しているコメントも削除対象ですのでご注意ください。 |
| プロフィール |
| ツイート |
| 最新コメント |
| 最新記事 |
|
| 連絡先はこちら |
| 貰い物紹介 |
|
TOP画像募集中 
ダンジョンマスター作者様からいただいた逸品。 カナ、マジプリティ！ 
帽子屋HeII0様からの贈り物、しかも二枚！ 各作品に対する愛情が伝わってきます。 帽子屋HeII0様のブログ － 「-simulacra-」 |
| カテゴリ |
| 検索フォーム |
やる夫とドラえもんの使えない秘密道具 第十四回 「立場逆テントウムシ」
やる夫で学ぶ第一次世界大戦 第三夜 「イギリス参戦」
できない子はビールを飲む 第122杯 シェッファーホッファー・ヘフェヴァイツェン
やる夫が北方の獅子王になるようです 予告編
やる夫が鉄血宰相になるようです 第十六章 「外交戦争」 後編
やる夫が鉄血宰相になるようです 第十四章 「鉄血の誓い」 最終編
やる夫が鉄血宰相になるようです 第十四章 「鉄血の誓い」 後編
やる夫で学ぶ新撰組 まとめ
やる夫で学ぶ新撰組 第二部 黄金時代編 総集編
やる夫で学ぶ新撰組 第二部 黄金時代編 第四話 「イケダヤダイバー」
やる夫で学ぶ新撰組 第一部 肉汁迸る大胸筋時代編 第二話 「見知らぬ、清河」
やる夫が鉄血宰相になるようです 第十四章 「鉄血の誓い」 中編
やる夫が鉄血宰相になるようです 第十二章 「星になった約束」
やる夫が鉄血宰相になるようです 間幕第二部 「プロイセン王国と参謀本部について」 中編
サバイバルヤルオ 最終話 その9